抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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滋賀県愛東町(現・東近江市)における菜の花エコプロジェクトについて紹介した。本プロジェクトの発端は,琵琶湖の赤潮発生を契機とした滋賀県東南部の地域生協の取組がスタートとなっている。愛東町の菜の花エコプロジェクトは,その取組を地域の農業とも結びつけた行政・農業者等との協働によりさらに展開し,地域内循環を形づくったことは,高く評価できる。愛東町を含む東近江市においては,2011年3月に公表したバイオマスタウン構想に菜の花エコプロジェクトの全市への拡大,また家畜排せつ物や生ごみなどの堆肥化,もみ殻や木くず等の炭化による農業利用を掲げている。また,2009年度には資源エネルギー庁の「次世代エネルギーパーク」の認定を受けて市民ファンドによる太陽光発電など自然エネルギーへの取組も進めている。