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J-GLOBAL ID:201302212150034630   整理番号:13A1130980

六方晶硫化ニッケルの高温-低温相転移における電子相関の役割 オンサイトCoulomb相互作用のためエネルギーの補正の有無での比較密度汎関数法研究

Role of electronic correlation in high-low temperature phase transition of hexagonal nickel sulfide: A comparative density functional theory study with and without correction for on-site Coulomb interaction
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巻: 138  号: 24  ページ: 244703-244703-8  発行年: 2013年06月28日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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六方晶硫化ニッケル(NiS)の構造的,電子的及び弾性的性質を,密度汎関数法(DFT)及びDFTプラスオンサイトCoulomb相互作用の補正(DFT+U)により比較研究した。その研究では,二つの交換相関汎関数局所密度近似(LDA)及び一般化勾配近似(GGA)をPerdew-Burke-Emerhof(PBE)を用いた。本研究結果から,LDAとPBE法は六方晶NiSは常磁性金属であるが,合理的オンサイトCoulomb相互作用エネルギーを用いたLDA(PBE)+U計算は低温六方晶NiSの反強磁性絶縁体状態を与えることが示された。LDA(PBE)結果との比較から,LDA(PBE)+U法は大きな格子パラメータ,結晶体積及びせん断系数c44を与え,低温-高温相転移でc44と格子パラメータの増大を示す六方晶NiSの高温-低温相転移過程での実験的描像とコンシステントである。提示DFT及びDFT+U計算は,高温及び低温の六方晶NiSそれぞれの性質に対する合理的な記述を提供し,電子相関はその高温-低温相転移の原因である。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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塩  ,  固相転移  ,  絶縁体結晶の電子構造 

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