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J-GLOBAL ID:201302212151611038   整理番号:13A0234708

Spiers記念講演:相互作用特異性の斑点状粒子の相挙動への影響

Spiers Memorial Lecture: Effect of interaction specificity on the phase behaviour of patchy particles
著者 (4件):
資料名:
巻: 159  ページ: 9-21  発行年: 2012年 
JST資料番号: C0377A  ISSN: 1359-6640  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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与えられた粒子の各パッチが,他の粒子上でNpの相補的な反パッチの部分集合Naと相互作用する,わずかに異なる種類のパッチ-モデルを研究した。この様な”パッチ-反パッチ”(p-ap)モデルの導入は,原子論的構造情報に基づく蛋白質の浸透第2ビリアル係数への異なる寄与を計算する研究によって動機づけられ,超分子ポリマーなどの他の系において使用されてきた。この研究は,p-apモデルのいくつかの一般的な特徴,特により良く知られたp-pモデルとの類似性および違いを導き出すことを目的とした。さらに四面体Kern-Frenkelパッチ--球モデルのp-ap版に焦点を合わせた。四面体に配列された引力斑点をもつ粒子に対する”p-ap”モデルの相挙動に関する数値研究をおこない,特にp-ap相互作用の異なる実現に対する流体と低密度ダイアモンド立方(DC)結晶との相平衡を計算した。エントロピー的な展望からは,2つのモデルは非常に異なり,N2の異なる結合がNパッチをもつ一対の粒子間で形成され得るのに対して,一対のパッチ-反パッチ粒子間ではわずかNの可能な結合が存在した。疑問は,非常に特異的で指向的な相互作用が,液体および蒸気に関して様々な結晶相の安定性をどの様に改質するのかであった。まず四面体p-apモデルの定義付けをおこない,次に液体および固体相の自由エネルギーおよび相平衡を計算するために使用する異なるMonte Carlo法の簡単な概要を紹介した。p-pおよびp-ap四面体モデルの相図を報告し,得られた結果の含意を議論した。パッチの”特異性”を増大させることによって,DC凝固境界と液体-気体臨界点との間の準安定性ギャップがかなり広がることがわかった。この相互作用特異性の影響は,p-ap相互作用が比較的オープンな秩序化構造を安定化できるために,蛋白質相図の記述に適することを示した。
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
蛋白質・ペプチド一般 

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