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J-GLOBAL ID：201302212284673230   整理番号：13A0077180

Ba_0.7Ca_0.3TiO₃-BiFeO₃セラミックスの相転移と電気的性質

Phase Transition and Electrical Properties of Ba_0.7Ca_0.3TiO₃-BiFeO₃ Ceramics

著者 (6件)： LI Cai-Xia (Harbin Inst. of Technol., Harbin, CHN) ,  LI Cai-Xia (Harbin Univ. Sci. and Technol., Harbin, CHN) ,  YANG Bin (Harbin Inst. of Technol., Harbin, CHN) ,  ZHANG Shan-Tao (Nanjing Univ., Nanjing, CHN) ,  WU Feng-Min (Harbin Inst. of Technol., Harbin, CHN) ,  CAO Wen-Wu (Pennsylvania State Univ., Pennsylvania)
資料名： Journal of the American Ceramic Society  (Journal of the American Ceramic Society)
巻： 95  号： 12  ページ： 3901-3905  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： C0253A  ISSN： 0002-7820  CODEN： JACTAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： (1-x)Ba_0.7Ca_0.3TiO₃-xBiFeO₃(BCT-BF,x=0~0.065)セラミックスの構造と電気的性質を調べた。結晶構造はx≦0.06では正方晶と斜方晶が共存する二相構造であり,BFはBCT格子に入って安定な固溶体を生成した。BF量の増加で正方晶相が抑制され,x=0.065では擬立方晶-斜方晶の二相構造となった。粒径はBF量に依存し,正方晶相は1から6.5μmへ増加したが,斜方晶相はほぼ一定であった。BF量の増加で強誘電体-常誘電体相転移温度は128°Cから50°Cへ単調に減少し,強誘電体リラクサ挙動が強化され,拡散相転移温度が拡がった。室温分極-電界ヒステリシスループと歪み-電界曲線から強誘電性がやや強化され,x=0.05付近で最大に達し,それ以上では弱くなった。圧電定数と電気機械結合係数はxの増加で減少したが,品質係数はx=0.05付近で最大となった。

シソーラス用語： *チタン酸塩 ,  *バリウム化合物 ,  *カルシウム化合物 ,  ビスマス化合物 ,  フェライト ,  鉄化合物 ,  セラミック ,  *固相反応 ,  酸化物 ,  *相転移 ,  *電気的性質 ,  結晶構造 ,  固溶体 ,  粒径 ,  強誘電体 ,  常誘電体 ,  リラクサ ,  *強誘電性 ,  定数 ,  圧電気 ,  結合係数 ,  *電気機械効果 ,  係数 ,  品質特性
準シソーラス用語： BCT【セラミック】 ,  BF ,  *ビスマスフェライト ,  圧電定数 ,  電気機械結合係数 ,  品質係数 ,  二相共存

分類 (4件)： 固相転移  (BL04020G) ,  その他の無機化合物の電気伝導  (BM03044O) ,  圧電気,焦電気,エレクトレット  (BM05040M) ,  セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

タイトルに関連する用語 (4件)： BiFeO3 ,  セラミックス ,  相転移 ,  電気的性質