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J-GLOBAL ID：201302212418898056   整理番号：13A0513621

円形凸起を有するコンクリート壁周囲のCIP法による電波伝搬解析

An Analysis of Electromagnetic Wave Propagation around a Concrete Wall with Regular Round Convexities by CIP Method

著者 (3件)： 辰巳隆二 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  松永真由美 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  松永利明 (福岡工大 情報工)
資料名： 映像情報メディア学会技術報告
巻： 37  号： 4(BCT2013 1-31)  ページ： 45-48  発行年： 2013年01月23日 
JST資料番号： S0209A  ISSN： 1342-6893  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： トンネルや地下街における無線通信環境改善に関する研究の一環として,これまで,建造物周囲を伝搬する電磁波を電磁波解析と実験により建造物構造を考慮して解明してきた。本論文では,コンクリート壁表面に設けた周期構造の円形凸起が,反射波に与える影響をCIP法(Constrained Interpolation Profile Scheme)による2次元電波伝搬解析を用いて検討している。シミュレーション結果は,円形凸起を有するコンクリート壁からの反射波の方が平らな場合に比べて高くなることがある事を示している。つまり,円形凸起の周期間隔に依存してコンクリート壁面からの反射電界強度が周波数特性を持つことが分かった。円形凸起を活用する応用例として,L字曲がりを有するトンネルモデル内を伝搬する電波の円形凸起の有無による変化を示している。(著者抄録)

シソーラス用語： 解析 ,  *電磁波伝搬 ,  *電波伝搬 ,  *数値解法 ,  建築物 ,  反射波 ,  計算機シミュレーション ,  凸形 ,  コンクリート ,  壁 ,  電界強度 ,  周波数特性 ,  トンネル ,  *CIP法 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： *電磁波解析

分類 (3件)： 電磁気学一般  (BD01020N) ,  電波伝搬一般  (ND05010Q) ,  数値計算  (JE02000J)

引用文献 (7件)：

• MATSUNAGA, M. Electromagnetic Waves Propagating around Buildings. Wave Propagating. 2011, 553-570
• 末吉利幸. 外壁上に円形凸起がある場合の電磁波散乱. 映像情報メディア学会技術報告. 2009, 33, 3, 25-28
• 韓卿求. FVTD法による任意の折れ曲がり角をもつ2次元トンネル内の電波伝搬解析. 電子情報通信学会論文誌, B-II. 1998, J81, 8, 781-788
• 松岡剛志. CTP法によるコンクリート壁近くの線状波源による放射電磁波の解析. 電気学会論文誌A. 2010, 128, 2, 53-58
• ANDO, Yoshiaki. Implementation of the Perfect Matched Layer to the CIP Method. IEICE trans, Electron., C. 2006, E-89, 5, 645-648

タイトルに関連する用語 (5件)： 円形 ,  凸 ,  コンクリート壁 ,  CIP法 ,  電波伝搬解析