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J-GLOBAL ID:201302212465091608   整理番号:13A0143129

ヘムオキシゲナーゼはアポシニン処理イネにおけるH2O2誘導側根形成に関与する

Heme oxygenase is involved in H2O2-induced lateral root formation in apocynin-treated rice
著者 (4件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 219-226  発行年: 2013年02月 
JST資料番号: E0975A  ISSN: 0721-7714  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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アセトバニロンとしても知られるアポシニンは,バニリンと構造上関連する天然の有機化合物である。植物に対するアポシニンの影響に関する情報は限定されている。本研究では,イネ側根(LR)形成に対するアポシニンの影響を検討した。アポシニンによる処理は,LR形成を誘導しH2O2生産を増加させたが,一酸化窒素生産には影響を及ぼさなかった。ジフェニレンヨードニウムクロリド(H2O2生成NADPHオキシダーゼの阻害剤)はアポシニン誘導H2O2生産及びLR形成を低下させるのに有効であった。アポシニン処理はスーパーオキシドジスムターゼ活性を高めカタラーゼ活性を低下させた。H2O2の適用は,LRの数を増加させた。H2O2とアポシニンによって誘導されたH2O2生産は,LR出現に対応する根の領域に局在した。H2O2とアポシニンによる処理は,ヘムオキシゲナーゼ(HO)活性を増加させ,OsHO1 mRNA発現を誘導した。H2O2とアポシニンによって誘導された側方根形成及びHO活性は,ZnプロトポルフィリンIX(HOの特異的阻害剤)によって減少した。H2O2とHOの両方がイネにおけるアポシニン誘導LR形成に必要であることが示唆された。Copyright 2012 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
稲作  ,  植物生理学一般  ,  植物に対する影響 

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