文献

J-GLOBAL ID：201302212476357588   整理番号：13A1276010

透明なエポキシ/シルセスキオキサンハイブリッド材料の熱的及び光学的性質へのシルセスキオキサン部位の3D構造による影響

Effects of 3D structure of silsesquioxane moieties on the thermal and optical properties of transparent epoxy/silsesquioxane hybrid materials

著者 (3件)： OCHI Mitsukazu (Kansai Univ., Dep. of Chemistry and Materials Engineering, Fac. of Chemistry, Materials and Bioengineering, 3-3-35 ...) ,  UNO Yasuhiro (Kansai Univ., Dep. of Chemistry and Materials Engineering, Fac. of Chemistry, Materials and Bioengineering, 3-3-35 ...) ,  HARADA Miyuki (Kansai Univ., Dep. of Chemistry and Materials Engineering, Fac. of Chemistry, Materials and Bioengineering, 3-3-35 ...)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 48  号： 20  ページ： 7245-7252  発行年： 2013年10月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 無色透明なエポキシ/シルセスキオキサン(SQ)ハイブリッドを,3D構造が異なる二つのSQ形エポキシ樹脂,即ち二階建てSQとかごSQ形エポキシ樹脂でビスフェノールA型エポキシ樹脂で改質して作製した。これら二つのハイブリッドを比較するため,不完全なラダー形SQエポキシ樹脂で改質した硬化樹脂も作製した。SQ部位の3D構造による硬化したエポキシ/SQハイブリッドの熱機械的,光学的及び誘電的性質への影響を調べた。ハイブリッドの屈折率と誘電定数はSQ部位量の増加により大幅に減少した。これは低い原子極性と”Connolly表面”で囲まれた空間体積とSQ部位のファンデルワールス体積との違いから推定した大きな分子間空間を有するSi原子の導入による。ガラス転移温度T_gもSQ部位導入により分子間空間が増加して減少した。エポキシ/SQハイブリッドの性能はSiO_3/2量だけでなく,SQ部位の3D構造にも依存することを結論付けた。Copyright 2013 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *エポキシ樹脂 ,  *ポリシルセスキオキサン ,  *高分子有機-無機ハイブリッド ,  *透明材料 ,  熱特性 ,  *光学的性質 ,  物理的性質 ,  *機械的性質 ,  *誘電性 ,  屈折率 ,  誘電率 ,  三次元 ,  *分子構造 ,  極性 ,  有機ケイ素化合物 ,  ガラス転移点
準シソーラス用語： ガラス転移温度 ,  シルセスキオキサン ,  三次元構造 ,  熱機械特性 ,  熱的性質 ,  誘電定数 ,  誘電的性質

分類 (4件)： エポキシ樹脂  (YH07040I) ,  無機重合体  (YH07140R) ,  誘電体一般  (BM05010F) ,  光物性一般  (BM08010A)

タイトルに関連する用語 (4件)： シルセスキオキサン ,  ハイブリッド材料 ,  光学的性質 ,  3D