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J-GLOBAL ID:201302212596923153   整理番号:13A1694923

Arabidopsis転写レプレッサーERF9は壊死栄養性真菌に対する抵抗性に関与する

The Arabidopsis transcriptional repressor ERF9 participates in resistance against necrotrophic fungi
著者 (7件):
資料名:
巻: 213  ページ: 79-87  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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過敏感反応(HR)を誘導する複雑な植物防御はサリチル酸(SA),ジャスモン酸(JA)およびエチレンのような植物ホルモンにより介在される。先にArabidopsisのDEAR1(DREB AND EAR MOTIF PROTEIN1)制御因子を単離し,その過剰発現DEAR1(DEAR1ox)が,PR(PATHOGENESIS-RELATED)遺伝子の高まった発現を伴って,矮性表現型および病変様細胞死を引き起こすことを示した。ここに,DEAR1(DEAR1ox)を過剰発現する遺伝子導入Arabidopsis(DEAR1ox)が壊死栄養性真菌灰色かび病Botrytis cinerea(B. cinerea)に対する抵抗性を高めることを示す。この結果はDEAR1が,ERF(ETHYLEN RESPONSE FACTOR)に属す転写リプレッサーを含む,植物防御応答の負の制御因子を抑制することを指摘する。DEAR1oxで下向きに制御されたErf9のノックアウト変異体(erf9)は,エチレン/ジャススモン酸(JA)シグナル伝達経路の正のマーカーとして役に立ってB.cineraeに対する高まった抵抗性を提供するPDF1.2(PATHOGEN-INDUSIBLE PLANT DEFENSIN)遺伝子の転写促進を示した。生化学的検定は,ERF9がトランス抑制活性を持つPDF1.2のプロモーターに含まれるシスエレメントであるGCCボックスに結合する能力を持つことを証明した。更に,B.cineraeの感染はPDF1.2発現の促進を引き起こし,DEAR1遺伝子の調節下のERF9遺伝子の抑制と一致した。これらの結果は転写レプレッサーERF9がDEAR1依存エチレン/JAシグナル伝達経路により介在される壊死性真菌に対する植物防御機構に関与すると指摘する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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菌類による植物病害  ,  遺伝子発現 

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