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J-GLOBAL ID：201302212903739047   整理番号：13A0136229

ダイヤモンド中のクロム色中心のフォノン誘起脱位相化

Phonon-induced dephasing of chromium color centers in diamond

著者 (7件)： MUELLER T. (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR) ,  AHARONOVICH I. (Harvard Univ., Massachusetts, USA) ,  WANG Z. (Univ. Sci. and Technol. China, Hefei, CHN) ,  YUAN X. (Univ. Sci. and Technol. China, Hefei, CHN) ,  CASTELLETTO S. (Macquarie Univ., New South Wales, AUS) ,  PRAWER S. (Univ. Melbourne, Victoria, AUS) ,  ATATUERE M. (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR)
資料名： Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics  (Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics)
巻： 86  号： 19  ページ： 195210.1-195210.6  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： D0746A  ISSN： 1098-0121  CODEN： PRBMDO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ダイヤモンド中のクロム色中心から発する単一光子の電場相関とスペクトル線形状の温度依存性を測定することにより,色中心の発光機構と脱位相化について調べた。測定されたゼロフォノン遷移周波数とその線幅の温度依存性はべき乗則にしたがい,色中心に対しての主要な脱位相に,不純物付近の直接的電子フォノン結合とフォノンで変調されたCoulomb結合が寄与していることを示唆している。また,光子発光に対する量子収率が温度とともに減少することから,熱活性化を通じたより高いエネルギー状態への付随的な無放射遷移過程が存在すると考えられる。また,このことは4Kの温度でほぼ量子効率がほぼ1に達することを示している。

シソーラス用語： *ダイヤモンド ,  *色中心 ,  クロム ,  *デフェージング ,  フォノン ,  *スペクトル ,  スペクトル線幅 ,  法則 ,  電子-フォノン相互作用 ,  Coulomb相互作用 ,  量子収量 ,  無放射遷移
準シソーラス用語： *脱位相 ,  べき乗則 ,  量子収率

分類 (1件)： 無機化合物の可視・紫外スペクトル  (BM08084P)

タイトルに関連する用語 (5件)： ダイヤモンド ,  クロム ,  フォノン ,  誘起 ,  脱位相