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J-GLOBAL ID:201302212978140965   整理番号:13A0515162

中国上海の秋期における大気汚染発現での粒子状物質の化学的性質

Chemical characteristics of particulate matters during air pollution episodes in autumn of Shanghai,China
著者 (11件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 81-92  発行年: 2012年 
JST資料番号: W0623A  ISSN: 0253-2468  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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連続計測を,上海の市街地で2010年10月から11月まで行なった。煙霧と砂嵐発現を含む種々の大気汚染発現間で,PM_(2.5)の質量濃度と化学的性質を得た。PM_(10)とPM_(2.5)の最大一日質量濃度は,それぞれ216293μg・m(-3)と130204μg・m(-3)であった。煙霧発現の間,PM_(10)へのPM_(2.5)の比率は65%を超え,全水溶性無機イオン(TWSII)はPM_(2.5)質量濃度の50%以上を占めた。そして,炭素質粒子(OCとEC)はPM_(2.5)質量濃度に対して25%30%寄与した。一方,二次水溶性イオン(SO_2-4,NO(-3),NH+4)はTWSIIに対して83.3%87.5%寄与した。OC/EC比率は5前後であり,煙霧発現の間,二次生成からPM_(2.5)まで大きな寄与を示した。煙霧発現と異なり,粗粒子は砂嵐発現の間,PM_(2.5)へより大きく寄与した。TWSII,OC,ECは,27.2%,13.4%,2.0%だけを占め,二次水溶性イオンは,TWSIIへ55.7%寄与した。さらに,地殻イオン(PM_(2.5)におけるCa(2+),Mg(2+)のより大きな割合を,煙霧発現間より砂嵐現間で発見した。煙霧日での二次イオンの高濃度は,硫黄と窒素の強い酸化から生じている可能性がある。煙霧発現の間,硫黄と窒素の酸化率は,0.24±0.10と0.15±0.06に達し,NO_2とSO_2からNO(-3)とSO_2-4への強い形質転換能を示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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大気汚染一般 

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