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J-GLOBAL ID：201302213168593170   整理番号：13A1686181

ヒト癌生物学におけるALK受容体チロシンキナーゼの機構的洞察

Mechanistic insight into ALK receptor tyrosine kinase in human cancer biology

著者 (2件)： HALLBERG Bengt (Umea Univ., Umea, SWE) ,  PALMER Ruth H. (Umea Univ., Umea, SWE)
資料名： Nature Reviews. Cancer  (Nature Reviews. Cancer)
巻： 13  号： 10  ページ： 685-700  発行年： 2013年10月 
JST資料番号： W1368A  ISSN： 1474-175X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)は,その欠損マウスが生存可能であるため,生存には必須ではないが,非常にまれな癌からより一般的な非小細胞肺癌まで多様なタイプの癌に関与している。これらの癌ではALKは他の遺伝子と融合した状態で機能しており,活性化状態にある。そのため,多くの患者集団において,ALK阻害剤であるクリゾチニブが使用されており,さらに第2世代のALK阻害剤開発が進められている。本レビューでは,ヒトの癌におけるALKの機能に関する知見を考察し,癌治療におけるその意味合いを検討する。ALKと他の癌遺伝子や腫瘍抑制因子との協調,異なるALK癌遺伝子間のシグナル伝達における差異,ALK座位がなぜ転座のホットスポットであるかなどの問題を明らかにする必要があると考えられる。

シソーラス用語： *受容体型チロシンキナーゼ ,  *抗腫瘍薬 ,  *酵素阻害剤 ,  *腫瘍 ,  ALK ,  *ALK阻害剤

分類 (1件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (5件)： ヒト ,  癌生物学 ,  ALK ,  受容体チロシンキナーゼ ,  洞察