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J-GLOBAL ID：201302213609970128   整理番号：13A1032266

アンデスの水銀の使用と遺産

Use and Legacy of Mercury in the Andes

著者 (7件)： COOKE Colin A. (Yale Univ., Connecticut, USA) ,  HINTELMANN Holger (Trent Univ., Ontario, CAN) ,  AGUE Jay J. (Yale Univ., Connecticut, USA) ,  BURGER Richard (Yale Univ., Connecticut, USA) ,  BIESTER Harald (Technical Univ.-Braunschweig, Braunschweig, DEU) ,  SACHS Julian P. (Univ. Washington, Washington, USA) ,  ENGSTROM Daniel R. (Sci. Museum of Minnesota, Minnesota, USA)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 47  号： 9  ページ： 4181-4188  発行年： 2013年05月07日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水銀は南米アンデス地方で先史時代から貴重な資源で,硫化水銀(HgS)は赤色顔料として,金属水銀(Hg⁰)は16世紀以降水銀アマルガム法に使用されてきた。その履歴と環境影響を調べるために,ペルーアンデス山脈地域の考古遺物,HgS鉱石と湖沼堆積物コア及びエクアドルのガラパゴス諸島の湖沼堆積物コアを採取して,水銀同位体法を用いて分析した。15世紀のインカ帝国以前と16~19世紀植民地時代両方の遺物は,ペルーのHgS鉱山Huancavelicaの鉱石と同位体的に一致したが,15~16世紀のインカ帝国時代の遺物は異なる特異な同位体組成を有していた。更に産業革命以前と以降のHg排出は湖沼堆積物コアの同位体分析で区別できることを示した。

シソーラス用語： 重金属汚染 ,  水銀 ,  硫化水銀 ,  水銀合金 ,  *山岳 ,  ペルー共和国 ,  ガラパゴス諸島 ,  遺跡 ,  非鉄金属鉱石 ,  湖沼堆積物 ,  試錐コア ,  *水銀同位体 ,  *同位体分析 ,  環境影響 ,  経歴
準シソーラス用語： *Andes山地 ,  アマルガム ,  環境履歴 ,  考古遺物 ,  堆積物コア

分類 (1件)： 水銀とその化合物  (SB05023Z)

タイトルに関連する用語 (1件)： 水銀