抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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21世紀に入り中国をはじめとする新興国の著しい経済成長は世界の経済地図を大きく塗り替えた。その間,日本のメーカーは失われた20年の延長線上にいて,イノベーションのジレンマに陥っていた。今や,高付加価値化,低価格化,カスタム化の同時達成が求められている。それに応える「マス・カスタマゼーション」が一気に加速している。世界一のモノづくり大国であろうとするには,マス・カスタマゼーションは避けて通れない道である。更に,もう一つ,グローバル・サプライチェーンの構築である。本稿では,マス・カスタム生産方式の構築について,1)柔軟性:類似を集め変化は後,2)迅速性:生産方式の質量を選択,3)同期ライン・セルの設計,4)製造の機械化から自動化へ,5)マス・カスタムの生産管理,の観点から説明した。