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J-GLOBAL ID：201302213695100220   整理番号：13A1719538

超分岐ローリングサークル増幅に基づく蛋白質の超感受性アプタマーセンサ

An ultrasensitive aptameric sensor for proteins based on hyperbranched rolling circle amplification

著者 (11件)： ZHU Xi (Fujian Agriculture and Forestry Univ., Fujian, CHN) ,  ZHU Xi (Fuzhou Univ., Fujian, CHN) ,  XU Huifeng (Fuzhou Univ., Fujian, CHN) ,  XU Huifeng (Fujian Univ. Traditional Chinese Medicine, Fujian, CHN) ,  ZHENG Hanye (Fuzhou Univ., Fujian, CHN) ,  YANG Guidi (Fujian Agriculture and Forestry Univ., Fujian, CHN) ,  LIN Zhenyu (Fuzhou Univ., Fujian, CHN) ,  QIU Bin (Fuzhou Univ., Fujian, CHN) ,  GUO Longhua (Fuzhou Univ., Fujian, CHN) ,  CHI Yuwu (Fuzhou Univ., Fujian, CHN) ,  CHEN Guonan (Fuzhou Univ., Fujian, CHN)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 49  号： 86  ページ： 10115-10117  発行年： 2013年11月07日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超分岐ローリングサークル増幅(HRCA)とアプタマーを組み合わせたトロンビン検出のための超感受性センサを開発した。本センサは54ntのDNAからなるパドロック,トロンビン選択的な16ntのアプタマー,アプタマーに相補的なプライマー1,増幅に用いるプライマー2,およびトロンビンから構成される。本センサは以下の原理に基づいてトロンビンを検出する;1)トロンビンがアプタマーに結合することでプライマー1を放出,2)放出されたプライマー1によりHRCAの鋳型となるパドロックプローブの環状化が誘導,3)HRCA産物をSYBR Green Iからの蛍光シグナルとして検出。本センサは3.0×10^-15から1.0×10^-12Mの範囲でトロンビン濃度を測定でき,その検出限界は2fMであった。ヒト血清アルブミンやウシ血清アルブミンやATPといった干渉物質存在でも,高精度にトロンビン濃度を測定することができた。本センサは標識フリーで簡易かつ高感受性な分析法であり,同様の原理でトロンビンに留まらず他の蛋白質,低分子あるいは細胞にも応用可能であることから,今後の重要な解析ツールになることが期待される。

シソーラス用語： *遺伝学実験技術 ,  *バイオセンサ ,  *トロンビン ,  蛍光センサ ,  蛍光染料 ,  蛍光標識 ,  検出限界 ,  分子認識 ,  核酸
準シソーラス用語： SYBR Green I ,  *アプタセンサ ,  アプタマー ,  *ローリングサークル増幅

分類 (2件)： 遺伝子操作  (EC02050B) ,  生化学的分析法  (EA03030G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 分岐 ,  ローリングサークル増幅 ,  蛋白質 ,  感受性