抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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GISデータを用い,我が国で初めて全国をカバーする熱水系資源量の地域分布を示した。その結果から,地熱発電の可能な150°C以上の熱水系資源量2347万kWの81.9%が国立公園,国定公園,都道府県立自然公園(以下総称して自然公園という)の特別保護地区にある。このような自然公園の厳しい開発規制を受けていない地域は18.1%で可能な発電量は425万kWにすぎない。このことは21世紀になって顕在化している地球環境問題とエネルギー枯渇問題に規制,制度改革に対応するため,平成22年6月に「規制・制度改革に係わる対処方針が閣議決定された。そのうち地熱発電施設を当分の間6カ所に限定するという通知を廃止し,傾斜掘削による自然公園の地下開発であれば許可可能とした。