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J-GLOBAL ID：201302213798136265   整理番号：13A0698254

群馬県内に在来するミョウガの特性

著者 (5件)： 小泉丈晴 (群馬県農技セ) ,  石澤昌彦 (群馬県農技セ) ,  山田文典 (群馬県農技セ) ,  日戸正敏 (群馬県農技セ) ,  祖父江順 (群馬県農技セ)
資料名： 群馬県農業技術センター研究報告  (Bulletin of Gunma Agricultural Technology Center)
号： 10  ページ： 41-45  発行年： 2013年03月15日 
JST資料番号： J1606B  ISSN： 1348-9054  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 群馬県内において農家の庭先などで古くから自家用に栽培されているミョウガ在来系統の特性を調査した。ミョウガ在来系統24系統および対照品種「陣田早生」および「諏訪3号」を供試し,発生した花穂をすべて収穫し,調査を行った。その結果,茎葉の生育,花穂の収穫期の早晩性,収量性,淡紅色の着色および穂先のしまりについて系統間差がみられた。在来系統において優れた特性を持ったものが存在した。「系統10」 については,収量が多く,淡紅色の着色と肥大が良い優れた系統であった。また,「系統19」については,早生で収量が多く,淡紅色の着色の良い優れた系統であった。今後の品種育成においては,在来系統からの選抜も有効な手法であると考えられた。

シソーラス用語： 群馬県 ,  *ミョウガ ,  *在来種 ,  栽培品種 ,  *穂 ,  葉 ,  成長 ,  時期 ,  成長速度 ,  収率 ,  着色 ,  *品種差 ,  *作物育種
準シソーラス用語： *在来系統 ,  陣田早生 ,  諏訪3号 ,  *花穂 ,  茎葉生育 ,  収穫期 ,  早晩性 ,  収量性 ,  穂先のしまり ,  *系統間差 ,  *品種育成

分類 (3件)： 野菜  (FC03043X) ,  作物の品種  (FC02020V) ,  作物の品種改良  (FC02030G)

引用文献 (5件)：

• 1)高橋和彦・高橋文次郎・高柳謙治・崎山亮三・ 兵藤 宏,1985.世界の野菜.養賢堂.東京.383.
• 2)古谷一男・下村重一.1989.特産シリーズミョウガ三つの栽培法,農文協.東京,45-47.
• 3)Morinaga, T. , E. Fukushima, T. Kano, Y. Maruyama and Y. Yamasaki. 1929. Chromosome numbers of cultivated plants II. Bot. Mag. 43:589-594.
• 4)矢澤 進・小川久雄・角田利光・並木隆和. 1985.ミョウガ(Zingiber mioga Roscoe)の種子 形成と実生株の特性.京都府立大学農場報告. 12:1-7.
• 5)安谷屋信一,1991,ミョウガ(Zingiber mioga Roscoe)の結実に及ぼす受粉時季と相対湿度の影 響および自殖後代における染色体数の変異.園 学雑.60:361-367,

タイトルに関連する用語 (2件)： 群馬 ,  ミョウガ