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J-GLOBAL ID：201302213812926312   整理番号：13A1487923

PhebusFP回路の輸送と沈着

Transport and deposition in the Phebus FP circuit

著者 (3件)： HASTE T. (Inst. de Radioprotection et de Surete Nucleaire, IRSN, BP 3, F-13115 St. Paul lez Durance Cedex, FRA) ,  PAYOT F. (Inst. de Radioprotection et de Surete Nucleaire, IRSN, BP 3, F-13115 St. Paul lez Durance Cedex, FRA) ,  BOTTOMLEY P.d.w. (European Commission Joint Res. Centre, Inst. fuer Transurane (JRC/ITU), PO Box 2340, D-76125 Karlsruhe, DEU)
資料名： Annals of Nuclear Energy  (Annals of Nuclear Energy)
巻： 61  ページ： 102-121  発行年： 2013年11月 
JST資料番号： C0325D  ISSN： 0306-4549  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 原子炉過酷事故では,核分裂生成物は,燃料から放出された後,関連する構造材料とアクチニドと共に,輸送され,一部は原子炉冷却システムに沈着し,最終的に格納容器に注入される。原子炉冷却システムと格納容器の両方で,それらは格納容器内雰囲気での挙動と空中濃度を支配する物理的化学的プロセスを経験し,それが環境への可能性のあるソースタームを主に決定する。PhebusFPシリーズはこれらのプロセスの広い範囲の統合データを与え,それは全体のバンドル形状試験シリーズ(FPT0からFPT3)をカバーするがこの論文で要約する。回路での輸送は熱水力条件(ガス組成,温度,流量率)に依存する。FPT2とFPT3はより低い蒸気流で行ったが,FPT0とFPT1は蒸気の多い条件で行い,主要な酸化段階(ジルカロイ被覆管の酸化)時に,水素が回路の大部分のガス(約90%)を形成する期間に導いた。回路を輸送される物質の組成は概して,核分裂生成物希ガス,揮発性核分裂生成物CsとMo(FPT0以外),構造材料Sn(被覆管から),制御棒材料Ag,In,Cd(FPT0/1/2)あるいはB(FPT3),熱電対からのWとRe,次にTe,Rb,Iのような他の揮発性核分裂生成物,より低い揮発性のBa,燃料材料Uにより,支配された。FPT2とFPT3に対して,その主要な差異は制御棒材料であるが,もし制御棒材料を除外すると質量の割合は非常に似ている。物質の多くは一次回路のホットレグで多成分エアロゾルとして輸送され,ヨウ素(主にガス/蒸気形態)とCdは注目すべき例外である。コールドレグでは,すべての物質はエアロゾルの形態で送られ,FPT3のヨウ素が注目すべき例外である。それは大きな割合が格納容器にガス/蒸気形態で到達する。エアロゾルのサイズを単峰性対数正規分布で特性付ける。FPT3では,結果は二峰性分布でも説明出来る。沈着は,主に,壁と流体の温度が強く減少する場所に集中する。即ち,流体が約2000°Cから700°Cに冷却するバンドルのちょっと上,と約700°Cから150°Cに変わる蒸気発生器のホットレグである。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *シビアアクシデント ,  *原子炉格納容器 ,  *原子炉冷却系 ,  熱流力特性 ,  *核分裂生成物 ,  *原子炉冷却材 ,  エアロゾル ,  ヨウ素 ,  対数正規分布 ,  *燃料集合体
準シソーラス用語： 過酷事故 ,  熱水力特性 ,  原子炉蒸気発生器 ,  核燃料バンドル

分類 (1件)： 水冷却炉の安全性  (MD06020H)

タイトルに関連する用語 (2件)： 輸送 ,  沈着