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J-GLOBAL ID:201302213935135727   整理番号:13A1796630

抗原の選択的免疫吸収分析および視覚化を目的とした多用途プラットフォームとしての2次元周期性レリーフ格子

Two-Dimensional Periodic Relief Grating as a Versatile Platform for Selective Immunosorbent Assay and Visualizing of Antigens
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 3348-3355  発行年: 2013年04月24日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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各種表面に抗体を配向する目的で,回折格子を利用する精巧な方法が最近開発されてきている。著者らは,200ナノメートルスケールの2DPRG(2次元周期性レリーフ格子)ピラー表面を特異抗体で修飾し,大面積で抗原検出ができるシステムを作成した。十分に官能化された抗体を選択し,抗原との結合過程を最適化することによって,ナノ構造のスケールを容易に変化させることができた。抗原が抗体と結合した後に,抗原が離脱する可能性も考慮に入れる必要があるが,本システムのピラー間の抗原の充填挙動は,以降のプロセスを耐えるのに十分に強力であり,有効な屈折率を有する一貫した検出可能な信号を与えることがわかった。2DPRGは,単純な構造で免疫反応ナノ構造表面を生成するため,前処理や煩雑な処理を必要としない利点がある。効果的な屈折率測定は,小さな欠損には影響を受けにくいので,何らかの不統一が製造プロセスから生じていても,測定には大きな問題とならない。表面プラスモン共鳴を改善できる可能性は残されているが,光学バイオセンサーを創り出すためにも,本研究で提示される現在のフォーマットは効果的であると考えられる。さらに,10~20°の入射角で2DPRGに作用する光は,抗原結合の前後で,肉眼によって観察できるきれいなグリーンとオレンジの色を提示した。この単純なセンサーにより,抗原検出を見かけ上の変色として検出することが可能であるが,シリコン表面に結合する特殊抗原の量がピラー構造を満たすのに十分な量が確保される場合には,特殊抗原を有する細胞も同様に検出可能であった。
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分類 (7件):
分類
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有機けい素化合物  ,  固体の表面構造一般  ,  光学一般  ,  光の散乱,回折,干渉  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  バイオアッセイ  ,  抗原・抗体・補体一般 

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