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J-GLOBAL ID：201302214275384970   整理番号：13A0343131

強度前部傾斜の光パルスによるテラヘルツ放射発生の自己無撞着法

A self-consistent regime of generation of terahertz radiation by an optical pulse with a tilted intensity front

著者 (3件)： BUGAY A.N. (Joint Inst. Nuclear Res., Moscow region, RUS) ,  SAZONOV S.V. (National Res. Centre ‘Kurchatov Inst.’, Moscow, RUS) ,  SHASHKOV A.Yu. (National Res. Centre ‘Kurchatov Inst.’, Moscow, RUS)
資料名： Quantum Electronics  (Quantum Electronics)
巻： 42  号： 11  ページ： 1027-1033  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： D0044C  ISSN： 1063-7818  CODEN： QUELEZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： テラヘルツ放射の発生法としてフェムト秒パルスの非線形光学効果,つまり光整流などの効果を利用する方法が検討されている。テラヘルツ放射のパルス幅が非常に狭い事例も検討されている。しかし,テラヘルツ放射の発生過程が詳細に解析されていない。本論文では,誘電体単結晶でのテラヘルツ発生機構について検討した。波面傾斜のパルス光を利用する場合,非線形波動方程式の自己無撞着システムを導出した。この方程式系の数値解析を実行し,パルスエンベロープなどの計算結果を示した。この結果,広帯域周期テラヘルツ信号の発生は,光パルスのキャリア周波数の赤方偏移で起こり,赤方偏移の大きさがパルス強度に比例することが分かった。エネルギーに対する発生効率は,特定の結晶内伝搬距離で最大になり,その後減少した。理論計算結果は実験データと良く一致した。

シソーラス用語： 非線形光学 ,  *サブミリ波 ,  遠赤外線 ,  光パルス ,  放射強度 ,  フェムト秒 ,  波動方程式 ,  赤方偏移 ,  パルス幅 ,  数値解析 ,  SCF法
準シソーラス用語： *テラヘルツ波発生 ,  *光整流 ,  自己無撞着場法

分類 (1件)： 非線形光学  (BD05000T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 光パルス ,  テラヘルツ放射 ,  自己 ,  無撞着