金ナノ粒子で改質されたナノ電極の集合:特性評価およびDNA-ハイブリダイゼーション検出への応用

SILVESTRINI Morena; UGO Paolo

文献

J-GLOBAL ID：201302214334206518 整理番号：13A0143628

金ナノ粒子で改質されたナノ電極の集合:特性評価およびDNA-ハイブリダイゼーション検出への応用

Ensembles of nanoelectrodes modified with gold nanoparticles: characterization and application to DNA-hybridization detection

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資料名：
巻： 405 号： 2-3 ページ： 995-1005 発行年： 2013年01月
JST資料番号： E0425B ISSN： 1618-2642 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：ドイツ (DEU) 言語：英語 (EN)

ナノ電極集合(NEE)の活性面積(A_act)を増大させるための新しい方法を紹介した。この目的のために,金ナノ粒子(AuNP)をナノ電極の先端へ結合することができる架橋剤としてシステアミンを用いてNEESの表面上へAuNPを固定化させ,いわゆるAnNP-NEEを得た。純粋な支持電解質中で記録されたサイクリックボルタンメトリーの分析は,ナノ粒子の存在が集合の電気化学的に活性な面積のおおよそ10倍の増大をみせることを示した。NEE vs.AuNP-NEEの金表面上で吸着され得る,電気活性ポリオキソメタラートの量の測定は,後者に対する活性面積の大きな増大を確認した。これらの証拠は,AuNPと基礎をなすナノ電極との間で良い電子結合があることを示した。バイオセンシング応用に対してAuNP-NEEを利用する可能性をDNA-ハイブリダイゼーション検出のケースに対して試験した。チオール化一本鎖DNAのAuNP-NEEの金表面上での固定化後に,グルコースオキシダーゼ(GOx)で標識付けされた相補的シーケンスとのハイブリダイゼーションをおこなった。GOx基体(すなわちグルコース)および適切なレドックス媒介物,すなわち(フェロセニルメチル)トリメチルアンモニウム(FA⁺)カチオンを電解質溶液へ添加することによって,ハイブリダイゼーションの検出が達成された;ハイブリダイゼーションが起こると,FA⁺の酸化電流の電気触媒的な増大が記録された。DNA改質NEEおよびAuNP-NEEで記録された電気触媒電流の比較は,後者に対してDNA-ハイブリダイゼーション事象の検出における感度の重大な増大を示した。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.

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遺伝学研究法 , 生物物理的研究法

引用文献 (30件)：

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Moretto LM, Panero S, Scrosati B, Ugo P (2009) In: Lin Y, Nalwa HS (eds) Handbook of electrochemical nanotechnology, vol 1. ASP, Stevenson Ranch
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