抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東北地方の民家史に重要な意義を持つ享保年間(1716-36)の事例である只見と会津坂下の五十嵐家に対する比較研究の結果について以下の通り報告した。1)間取りはともに広間型三間取り系であるが,建築規模は後者の方がやや大きい。2)軒高は前者がやや高く,柱も太い。3)建設時期はほぼ同期であるが,空間構成が前者の方が古い形式であるのは降雪量,地域差などの影響と考えられる。4)建築形式については,前者「分棟型」の痕跡が見られるが,後者にはない。また前者には土間の中心部に6本の独立柱が立つ「縄文的な」独特の構成がある。