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J-GLOBAL ID:201302214497151451   整理番号:13A1053986

Lotus japonicusゲノムのnsLTPsの調査はクチン構造の推定上の役割を有する地上器官の乾燥ストレスによって制御される特異的な表皮細胞構成成分(LjLTP10)を明らかにする

Study of nsLTPs in Lotus japonicus genome reveal a specific epidermal cell member (LjLTP10) regulated by drought stress in aerial organs with a putative role in cutin formation
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資料名:
巻: 82  号: 4-5  ページ: 485-501  発行年: 2013年07月 
JST資料番号: W0811A  ISSN: 0167-4412  CODEN: PMBIDB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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クチクラ層は病原体に対する最初の防御である。次の防御は植物での水分欠乏である。脂肪族ワックス及びクチンの主要な種類を含有するので,発達の初期段階から地上植物器官を覆う疎水的な層は,クチクラ層を形成する。広範囲調査は,植物でクチン形成構造を理解するために行われる。しかし多くの疑問は,クチクラ層を形成するための脂肪成分の輸送に関し未解決のままである。Lotus japonicus(ミヤコグサ)ゲノムのデータベース調査は,推定上非特異的脂質輸送蛋白質(nsLTPs)として分類された24の配列の存在を明らかにした。その蛋白質は,以下の7グループに分類した。4グループは地上部器官の発現のため選択した。LjLTP8はArabidopsis thaliana(シロイヌナズナ)でDIR1を所持する1群を形成,LjLTP6,LjLTP9及びLjLTP10はタイプILTPsとして分類した。しかしリソミリストイルホスファチジルコリン,リソミリストイルホスファチジルグリセロール及びリソステアリルホスファチジルコリン配位子は又蛋白質に有する高い親和性を示唆したが,インシリコ調査は高水準の構造的保存を示唆し,基質親和性調査はそれらのLTPsに対して最も可能性がある配位子としてパルミトイル補酵素Aを明らかにした。LjLTP6及びLjLTP10遺伝子は基準状態下で茎及び葉の両方で発現し,乾燥ストレスが継続すると高度に誘導された。LjLTP10は乾燥間に苗条でもっとも誘導された遺伝子であった。その遺伝子は茎,原始葉及び若い小葉の表皮細胞でのみ発現した。しかしLjLTP10はアブシシン酸(ABA),エチレン及びH2O2によって,LjLTP10はMeJAによって正に制御される。一方LjLTP6はMeJAによって微弱に誘導されたが,H2O2によって抑制され,ABA及びエチレンよって影響を受けなかった。本研究はLjLTP10もまたミヤコグサにおいて乾燥ストレス耐性に順化するが,それは茎及び葉のクチクラ層の植物の発達に関与することを示唆する。Copyright 2013 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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遺伝子の構造と化学  ,  植物生理学一般  ,  植物の生化学 
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