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J-GLOBAL ID：201302214545399649   整理番号：13A1869537

炎症誘導性癌: 腫瘍,免疫細胞および微生物間のクロストーク

Inflammation-induced cancer: crosstalk between tumours, immune cells and microorganisms

著者 (7件)： ELINAV Eran (Weizmann Inst. Sci., Rehovot, ISR) ,  NOWARSKI Roni (Yale Univ. School of Medicine, Connecticut, USA) ,  THAISS Christoph A. (Weizmann Inst. Sci., Rehovot, ISR) ,  HU Bo (Yale Univ. School of Medicine, Connecticut, USA) ,  JIN Chengcheng (Yale Univ. School of Medicine, Connecticut, USA) ,  FLAVELL Richard A. (Yale Univ. School of Medicine, Connecticut, USA) ,  FLAVELL Richard A. (Howard Hughes Medical Inst., Connecticut, USA)
資料名： Nature Reviews. Cancer  (Nature Reviews. Cancer)
巻： 13  号： 11  ページ： 759-771  発行年： 2013年11月 
JST資料番号： W1368A  ISSN： 1474-175X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炎症の癌促進性あるいは癌拮抗性効果の細胞および分子経路,および癌発生への寄与について概説した。まず,炎症による癌促進効果について解説し,炎症が増殖,生存,ゲノム不安定化,浸潤および転移を促進することを示し,それらに複数の細胞および炎症シグナル伝達経路が関与することを示した。次に,癌による免疫の調節について解説し,癌によるT細胞や骨髄由来細胞の活性調節を介した炎症および微小環境変化の誘導を行うことを示した。最後に,Helicobacter pyloriを代表とする微生物が癌あるいは炎症を誘導する機構について解説した。癌,免疫細胞および微生物は密接に関連しており,そのような相互作用を考慮した合理的な療法の確立が必要である。

シソーラス用語： *発癌 ,  *炎症 ,  腫瘍細胞 ,  *細胞情報伝達 ,  骨髄細胞 ,  *サイトカイン ,  Helicobacter pylori ,  腫瘍転移 ,  腫瘍浸潤 ,  薬物療法 ,  腫瘍免疫 ,  タンパク質複合体 ,  T細胞 ,  炎症性メディエーター
準シソーラス用語： Tリンパ球 ,  インフラマソーム ,  炎症メディエータ

分類 (2件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (6件)： 炎症 ,  癌 ,  腫瘍 ,  免疫細胞 ,  微生物 ,  クロストーク