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J-GLOBAL ID：201302214619403848   整理番号：13A1051818

学生実験における実験条件の最適化の試み

Attempt of Optimization of Experimental Condition in Student Experiment

著者 (1件)： 上原敏之 (岐阜工高専)
資料名： 岐阜工業高等専門学校紀要  (Memoirs of Gifu National College of Technology)
号： 48  ページ： 83-86  発行年： 2013年03月21日 
JST資料番号： F0419A  ISSN： 0386-4332  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報告では,毎回,得られる分子量の相対誤差が,+30%以上となっている実情を踏まえ,その原因を明らかにした上で,最適な実験の条件,すなわち割り当てた時間内に収まり,且つ最も誤差の少ない最適な条件について,詳細に検討した。今回改めて学生実験を再現し,詳細に検証した結果,使用器具に原因があることが明らかになった。ゴム栓に用いたシリコンゴムが,分子量を測定するためのシクロヘキサンを吸収し,その蒸発を妨げていた。そこで,ゴム栓の代わりにアルミ箔で覆う方法を採用し,実際に分子量を産出した。その結果相対誤差は±5%以内となり,他の学生実験と同水準になった。

シソーラス用語： *実験 ,  *条件 ,  *最適化 ,  分子量 ,  誤差 ,  栓 ,  シリコーンゴム ,  シクロアルカン ,  金属箔
準シソーラス用語： *学生実験 ,  *実験条件 ,  相対誤差 ,  ゴム栓 ,  アルミ箔

分類 (1件)： 物理教育  (BA01050L)

物質索引 (1件)： シクロヘキサン

タイトルに関連する用語 (4件)： 学生実験 ,  実験条件 ,  最適化 ,  試み