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J-GLOBAL ID:201302214737369255   整理番号:13A1176487

ヒト黒色腫細胞からの揮発性バイオマーカー

Volatile biomarkers from human melanoma cells
著者 (13件):
資料名:
巻: 931  ページ: 90-96  発行年: 2013年07月15日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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イヌは,嗅覚によって,健常被験者に隠された黒色腫,又は患者の皮膚の黒色腫を嗅ぎ分けて,黒色腫からの揮発性有機化合物(VOCs)が,正常皮膚のそれと異なることを示唆する。ガスクロマトグラフィー-質量分析(GC-MS)とガスセンサを利用する研究は,黒色腫関連VOCsが正常皮膚からのVOCsと異なることを報告した。しかし,正常皮膚から黒色腫を識別するVOCsの同定は,知られておらず,外在性原因による可能性もありうる。筆者らは,黒色腫と正常メラニンからのVOCsを調べるために,固相ミクロ抽出,GC-MS,及び1本鎖DNA被覆ナノチューブセンサ(DNACNT)を利用した。GC-MSは,多くのVOCsを明らかにしたが,さらなる分析が内在性原因物質の可能性が最も高い化合物に焦点を当てた。いくつかの化合物ががん細胞と正常細胞間で異なり,例えば,イソアミルアルコールは正常メラニン中よりもメラノーマ細胞中で高いが,イソ吉草酸がメラノーマ細胞中で低かった。これらの2つの化合物は,同じ前駆体,即ち,ロイシンを共有する。メラノーマ細胞は,ジメチルジスルフィドとジメチルトリスルフィドを産生するが,正常メラノサイトからのVOCsに検出されない。DNACNTをGC-MSと組み合わせたメラノーマ細胞と正常メラニンの両方からの全揮発性メタボロームの分析結果は,これらの細胞系の間の明確な差異を実証した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  腫ようの診断 
物質索引 (5件):
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タイトルに関連する用語 (4件):
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