文献

J-GLOBAL ID：201302214769736861   整理番号：13A1059379

単層カーボンナノチューブ金属性がゲノムDNA仲介キラリティ濃縮に及ぼす影響

The effect of single wall carbon nanotube metallicity on genomic DNA-mediated chirality enrichment

著者 (7件)： KIM Steve S. (Air Force Res. Lab., Ohio, USA) ,  HISEY Colin L. (Air Force Res. Lab., Ohio, USA) ,  HISEY Colin L. (Univ. Dayton, Ohio, USA) ,  KUANG Zhifeng (Air Force Res. Lab., Ohio, USA) ,  COMFORT Donald A. (Univ. Dayton, Ohio, USA) ,  FARMER Barry L. (Air Force Res. Lab., Ohio, USA) ,  NAIK Rajesh R. (Air Force Res. Lab., Ohio, USA)
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 5  号： 11  ページ： 4931-4936  発行年： 2013年06月07日 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多様な金属性を示す単層カーボンナノチューブ(SWNT)の濃縮は,キラリティ依存性が均一で,しかも予測可能でなければならないので困難である。今回,安価で大規模な使用が可能なサケのゲノムDNA(SaDNA)のSWNT濃縮力を調べた。市販の金属性(met)と半導性(sem)SWNTを混合して,多様な金属性をもつSWNTサンプルを作った。SWNTサンプルの金属性の程度はSaDNAの濃縮力に大きく影響した。この効果をNIR吸収スペクトルのデコンボルーションに基づいてモデル化し,光ルミネセンス計測で立証した。分子動力学と円偏光二色性を用いて,metSWNTの存在は(6,5)キラリティのsemSWNTのSaDNA仲介性分離に大きな影響を及ぼすことを示した。

シソーラス用語： *単層カーボンナノチューブ ,  金属材料 ,  *DNA【核酸】 ,  サケ科 ,  近赤外スペクトル ,  分子動力学 ,  円偏光二色性 ,  性質 ,  計算機シミュレーション ,  ヌクレオチド配列
準シソーラス用語： NIR吸収スペクトル ,  キラリティ ,  *ゲノムDNA ,  分子動力学シミュレーション

分類 (2件)： 核酸一般  (EB04010U) ,  生物物理的研究法  (EA03020V)

タイトルに関連する用語 (6件)： 単層カーボンナノチューブ ,  金属性 ,  ゲノムDNA ,  仲介 ,  キラリティ ,  濃縮