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J-GLOBAL ID：201302215051545207   整理番号：13A0322160

MnFeP_1-xSi_xの磁気熱量特性と磁気冷媒能

Magnetocaloric properties and magnetic refrigerant capacity of MnFeP_{1- x} Si _x

著者 (3件)： KATAGIRI K. (Dep. of Physics, Kyushu Univ., Hakozaki 6-10-1, Higashi-ku, Fukuoka 812-8581, JPN) ,  NAKAMURA K. (Dep. of Physics, Kyushu Univ., Hakozaki 6-10-1, Higashi-ku, Fukuoka 812-8581, JPN) ,  WADA H. (Dep. of Physics, Kyushu Univ., Hakozaki 6-10-1, Higashi-ku, Fukuoka 812-8581, JPN)
資料名： Journal of Alloys and Compounds  (Journal of Alloys and Compounds)
巻： 553  ページ： 286-290  発行年： 2013年03月15日 
JST資料番号： D0083A  ISSN： 0925-8388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： MnFeP_1-xSi_xの磁気エントロピー変化ΔS_Mおよび冷凍能力qを調べた。前報のとおり,0.30≦x≦0.60の化合物は室温近辺で一次の磁気転移を示した。xが0.30から0.60まで増加するとキュリー温度が210Kから360Kに直線的に増加した。この化合物は大きい温度ヒステリシスを示した。このヒステリシスはxの増加に従って減少した。磁化温度曲線を使用してマクスウェルの関係から大きい温度ヒステリシスを持つこれらの化合物のΔS_Mを注意深く見積もった。2Tの磁場の変化でのΔS_Mのピーク値は7~13J/Kkgであることが判明したが,この値は以前に報告されたよりもはるかに小さい値である。他方では,この化合物の30Kにわたる温度範囲でのqの値は金属Gdの1.5倍の大きさであることが判明した。これらの結果は室温近くでのMnFeP_1-xSi_xの優れた磁気冷媒能を示している。磁気冷凍材料の稼動温度範囲を拡大するための複合材料の設計も提案した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： エントロピー ,  冷凍能力 ,  磁気転移 ,  Curie温度 ,  熱履歴 ,  磁化 ,  ガドリニウム ,  *磁気熱量効果 ,  *磁気冷却 ,  *マンガン合金 ,  鉄含有合金 ,  ケイ素添加合金 ,  リン添加合金 ,  冷媒 ,  リン化物 ,  鉄化合物 ,  リン化鉄
準シソーラス用語： 磁気エントロピー ,  *磁気冷凍

分類 (2件)： 磁気的性質  (WB02020J) ,  冷凍装置  (PD03000T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 磁気 ,  熱量 ,  冷媒 ,  能