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J-GLOBAL ID:201302215403358631   整理番号:13A0021562

癌駆動機構から治療標的のDNA修復異常調節

DNA repair dysregulation from cancer driver to therapeutic target
著者 (1件):
資料名:
巻: 12  号: 12  ページ: 801-817  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: W1368A  ISSN: 1474-175X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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DNA修復機構,細胞周期チェックポイントはDNA損傷と密接に関連しており,DNA損傷を誘導することで作用する抗癌剤および抗癌治療法も多く存在する。細胞には直接的なDNA修復経路,塩基除去修復,ヌクレオチド除去修復,損傷乗り越え合成,ミスマッチ修復,非相同末端結合,相同的組換修復といった複数のDNA修復経路が存在する。これらのDNA修復経路は互いに相補しあうことで,DNA損傷に基づく抗癌治療への耐性に寄与する。DNA損傷に応答したこれらのDNA修復経路を標的とした耐性克服抗癌剤の開発が進んでいる。特に,複数のDNA修復経路を同時に阻害することで初めて致死性を示す致死的アプローチが,癌特異的な殺細胞の誘導に有効であることが示唆されている。このような合成致死的アプローチを行う上で抗癌剤の生物効果を推測するためのバイオマーカーの開発も重要で,様々な癌における抗癌剤感受性予測バイオマーカーの開発も進んでいる。DNA損傷応答を標的とした抗癌剤やバイオマーカーが増えることで,効果的な将来的癌治療が期待される。
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分類 (1件):
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抗腫よう薬の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (4件):
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