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J-GLOBAL ID:201302215419928586   整理番号:13A0251116

亜致死用量の水銀に曝露されたキンカチョウにおける免疫応答の低下

Decreased Immune Response in Zebra Finches Exposed to Sublethal Doses of Mercury
著者 (5件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 327-336  発行年: 2013年02月 
JST資料番号: D0099B  ISSN: 0090-4341  CODEN: AECTCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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水銀(Hg)は遍在する汚染物質であり,多くの野生動物に対して悪影響を与える。多くの歴史的なHg汚染が水域で起こっていることから,これまでの大多数の研究は魚食性の鳥類に焦点を絞ってきた。しかし,最近では陸生の昆虫食の鳴鳥でも比較可能な血中Hgレベルが見出されている。そのため,鳴鳥へのHg曝露の効果を解明する研究が必要である。まだあまり良く理解されていない基本的なエンドポイントの一つは鳴鳥の免疫系へのHgの効果である。もしHgが免疫系の機能に影響を与えるとすれば,曝露された鳴鳥は侵入病原体に対する充分な免疫応答を持てない可能性がある。どのようにしてHgが細胞レベルで鳴鳥の免疫系に影響を及ぼすかを洞察するため,キンカチョウ(Taeniopygia guttata)におけるリポ多糖類誘導のB-リンパ球増殖を測定するためのフローサイトメトリーアッセイを開発した。これは,鳴鳥の免疫系機能に対するHgの潜在的効果に関する最初の実験(投薬)研究である。個体中におけるリポ多糖類曝露後に,それらの細胞及び組織内においてより大きなHg濃度を伴うB細胞増殖の減少が観察された。さらに,これらの個体ではB細胞の増殖-休眠比が減少した。この有効マイトジェンに応答したリンパ球増殖の減少は,亜致死レベルのHgに対する環境曝露が鳴鳥におけるB細胞増殖を阻害又は遅滞させ,病気並びに生残率低下に対する感受性を増大させる可能性があることを示唆する。Copyright 2012 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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動物に対する影響  ,  水銀とその化合物 
タイトルに関連する用語 (5件):
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