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J-GLOBAL ID：201302215978512721   整理番号：13A0415622

Kohn-Sham密度汎関数理論を用いる励起状態特性の計算

Calculating excited state properties using Kohn-Sham density functional theory

著者 (3件)： HANSON-HEINE Magnus W. D. (School of Chemistry, Univ. of Nottingham, Univ. Park, Nottingham NG7 2RD, GBR) ,  GEORGE Michael W. (School of Chemistry, Univ. of Nottingham, Univ. Park, Nottingham NG7 2RD, GBR) ,  BESLEY Nicholas A. (School of Chemistry, Univ. of Nottingham, Univ. Park, Nottingham NG7 2RD, GBR)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 138  号： 6  ページ： 064101-064101-8  発行年： 2013年02月14日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最大重なり法を用いるKohn-Sham密度汎関数理論により計算した励起状態の精度を,開殻一重項励起状態の断熱励起エネルギー,励起状態構造,及び調和並びに非調和振動周波数の計算のために評価した。計算したKohn-Sham断熱励起エネルギーはポスト自己無撞着場スピン精製によって顕著に改良されるが,時間依存密度汎関数理論より大きい誤差をもつ実験に比べて低すぎる。励起状態構造と振動周波数もスピン精製によって改良される。これらの構造は時間依存密度汎関数理論と同程度の精度を示すが,調和振動周波数は振動モードの大多数でより正確なことが分かった。計算調和振動周波数は摂動非調和修正により更に改良されるが,これはポテンシャルエネルギー面をよく記述していることを示している。全体として,励起状態Kohn-Sham密度汎関数理論は,開殻一重項系の励起状態構造と振動周波数の計算に効果的な方法を与えることが分かり,大きい系を検討するのに適用できる有望な技術になる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *Kohn-Sham方程式 ,  *密度汎関数法 ,  *励起状態 ,  精度 ,  開殻系 ,  一重項 ,  励起エネルギー ,  調和振動 ,  非調和振動 ,  振動数 ,  SCF法 ,  理論 ,  摂動 ,  振動モード ,  ポテンシャルエネルギー面
準シソーラス用語： 時間依存密度汎関数法 ,  自己無撞着場法 ,  重なり ,  振動周波数 ,  *密度汎関数理論

分類 (3件)： 物理化学一般  (CB01010X) ,  分子の電子構造  (BH05010Q) ,  原子核エネルギー準位  (BG02020D)

タイトルに関連する用語 (3件)： 密度汎関数理論 ,  励起状態 ,  計算