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J-GLOBAL ID:201302216012705112   整理番号:13A0865239

マトリックス樹脂中での架橋効果を考慮したナノシリカ粒子強化エポキシ複合材料の機械的特性

Mechanical properties of nano-silica particulate-reinforced epoxy composites considered in terms of crosslinking effect in matrix resins
著者 (5件):
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巻: 48  号: 15  ページ: 5148-5156  発行年: 2013年08月 
JST資料番号: B0722A  ISSN: 0022-2461  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ナノ粒子とマトリックス樹脂のネットワーク構造との相互作用効果を明らかにするため,架橋密度が異なるナノシリカ粒子強化エポキシ複合材料の機械的特性を実験的に明らかにした。化学量論的条件のため,硬化剤としてビスフェノールA型エポキシ樹脂のグリシジルエーテルの過剰混合物で硬化させてマトリックスを作製した。平均直径240nmのシリカ粒子の体積分率は0.2で一定とした。エポキシ樹脂の架橋密度とガラス転移温度は動的機械分析で測定した熱-粘弾性特性から調べた。複合材料とエポキシ樹脂の弾性率と強度を3点曲げ試験で測定した。エポキシ樹脂のガラス転移温度は架橋密度が化学量論的状態から減少すると直線的に減少した。複合材料のガラス転移温度はナノシリカ粒子の添加で減少した。ガラス状態の複合材料の曲げ弾性率は架橋密度とガラス転移温度に関係なく複合材料の混合則で予測できた。曲げ強度は架橋密度に敏感であった。エポキシ樹脂に比べて低架橋密度ではより低く,高架橋密度ではより高かった。これらの結果から,ナノ粒子とネットワーク構造との相互作用が曲げ強度を低下させ,特に低い架橋密度で顕著であることを示した。Copyright 2013 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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機械的性質  ,  エポキシ樹脂  ,  充填剤,補強材 

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