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J-GLOBAL ID：201302216025945961   整理番号：13A1719079

B₄C/Ti-6Al-4Vの焼結性および機械的特性への純TiおよびTiH₂添加による影響

Effect of Addition of Pure-Ti or TiH₂ on Sinterability and Mechanical Properties of B₄C/Ti-6Al-4V

著者 (4件)： 出井裕 (日本大 理工) ,  滝澤隆寛 (日本大 大学院理工学研究科) ,  金澤博祥 (日本大 理工) ,  山林紅美子 (日本大 理工)
資料名： 材料の科学と工学  (Materials Science and Technology of Japan)
巻： 50  号： 5  ページ： 192-197  発行年： 2013年10月20日 
JST資料番号： G0788A  ISSN： 1347-4774  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： これまでに,チタン合金の耐摩耗性および硬さを改善するため,B₄C/Ti-6Al-4V複合材料を放電プラズマ焼結法により作製した。しかし,B₄Cの体積率が高くなると緻密な焼結体の作製は困難なことが判明した。本研究では,B₄Cと同量の純TiまたはTiH₂を添加し,焼結性および機械的特性を評価した。TiまたはTiH₂は脱酸剤として作用し,添加により空孔が減少した。さらに,B₄C表面のB₂O₃が分解・除去され,TiCおよびTiBの生成が顕著になった。そのため,機械的特性が改善され,特に(B₄C+Ti)/Ti-6Al-4Vは,1.75vol%B₄Cにおいて1110MPaの引張強さを達成した。

シソーラス用語： 複合材料 ,  *Ti-6Al-4V合金 ,  炭化ホウ素 ,  水素化物 ,  チタン化合物 ,  分散強化合金 ,  *粉末冶金 ,  放電焼結 ,  焼結 ,  焼結性 ,  *金属組織 ,  *機械的性質 ,  相組成 ,  脱酸剤 ,  空格子点 ,  相対密度 ,  空隙率 ,  緻密化 ,  体積率 ,  押込硬さ ,  引張強さ ,  降伏強さ ,  伸び率 ,  *金属基複合材料 ,  放電プラズマ焼結
準シソーラス用語： ミクロ組織【金属組織】 ,  空孔【点欠陥】

分類 (2件)： 分散冶金  (WC02040I) ,  分散強化合金  (WE04030R)

タイトルに関連する用語 (3件)： Ti ,  焼結性 ,  機械的特性