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J-GLOBAL ID：201302216027562970   整理番号：13A0013625

基礎岩盤の不連続性を考慮した重力式コンクリートダムの地震時挙動

DYNAMIC BEHAVIOR OF CONCRETE GRAVITY DAM ON JOINTED ROCK FOUNDATION DURING LARGE-SCALE EARTHQUAKE

著者 (4件)： 木全宏之 (清水建設株式会社土木技術本部) ,  藤田豊 (清水建設株式会社原子力・火力本部) ,  堀井秀之 (東京大学大学院工学系研究科) ,  YAZDANI Mahmoud (Tarbiat Modares Univ.)
資料名： 土木学会論文集 A1(構造・地震工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering) (Web))
巻： 68  号： 4  ページ： I.891-I.898 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0201A  ISSN： 2185-4653  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 重力式コンクリートダムを対象として,基礎岩盤の不連続面の進行性破壊を考慮した大規模地震時の動的クラック進展解析を実施した.まず,基礎岩盤のせん断破壊や開口破壊を表現するため,不連続面の構成則を想定し,既往模型実験に対するシミュレーション解析から,構成則の妥当性を検証した.そして,堤高100mのモデルダムを対象に,筆者らが既に提案した接線剛性比例型減衰と想定した不連続面の構成則を適用し,動的クラック進展解析を実施して,堤体のクラック進展挙動ならびに基礎岩盤の進行性破壊挙動について検討した.(著者抄録)

シソーラス用語： *コンクリートダム ,  重力ダム ,  *岩盤 ,  不連続性 ,  *進行性破壊 ,  亀裂伝搬 ,  規則 ,  動的解析 ,  減衰
準シソーラス用語： *基礎岩盤 ,  構成則 ,  不連続性岩盤

分類 (2件)： ダム一般  (RC16010D) ,  構造動力学  (HD02000E)

引用文献 (20件)：

• 国土交通省河川局:大規模地震に対するダム耐震性能照査指針(案)・同解説,2005.
• 木全宏之,藤田豊,堀井秀之:動的クラック進展解析による重力式コンクリートダムの耐震安全性評価,土木学会論文集,No.787/I-71,pp.137-145,2005.
• 木全宏之,藤田豊,新美勝之,宝示戸恒夫,佐々木隆:重力式コンクリートダムの動的クラック進展解析, 第14回ダム工学研究発表会講演集,pp.13-15,2003.
• 新美勝之,木全宏之,宝示戸恒夫,藤田豊,佐々木隆, 金縄健一:クラック進展解析を用いた重力式コンクリートダムの耐震補強検討,土木学会第59回年次学術講演会講演概要集,1-278,pp.555-556,2004.
• 木全宏之,藤田豊,宮元大輔,仲山賢司:入力地震動の違いによる重力式コンクリートダムのクラック進展挙動特性,土木学会第63回年次学術講演会講演概要集,2008.

タイトルに関連する用語 (4件)： 基礎岩盤 ,  不連続性 ,  重力式コンクリートダム ,  地震時挙動