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J-GLOBAL ID:201302216170184685   整理番号:13A1040114

ビス(ペルフルオロアルキルスルホニル)アミドアニオンを有するコバルトセニウム塩の結晶構造と相転移動力学:アニオン中のフルオロカーボン鎖の顕著な偶奇効果

Crystal Structures and Phase-Transition Dynamics of Cobaltocenium Salts with Bis(perfluoroalkylsulfonyl)amide Anions: Remarkable Odd-Even Effect of the Fluorocarbon Chains in the Anion
著者 (6件):
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巻: 19  号: 20  ページ: 6257-6264  発行年: 2013年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ビス(ペルフルオロアルキルスルホニル)アミドアニオン(CnF2n+1SO2)2N(n=0~4)を有するコバルトセニウム塩の結晶構造と熱特性を調べた。これらの化合物は,全相変化エントロピー中で偶奇効果を示した。この現象は,n-アルカンの場合と同様に,会合体構造の差異に起因する。これらの塩は,柱状集合体を形成し,偶数のnを持つ塩で,アニオンとカチオンはその構造中で交互に配列する一方,奇数のnを持つ塩で,アニオンとカチオンは独立して柱状構造を形成する。これらの塩は,1,1,2,2,3,3-ヘキサフルオロプロパン-1,3-ジシルホニルアミドアニオンを有するコバルトセニウム塩と共に,固体状態で連続相転移を示す。固体13C NMRによって,高温相中での分子の動きが増すことが示される。ビス(ペルフルオロアルキルスルホニル)アミドアニオンがイオン液体の成分としてよく利用されるので,本研究で見出された特性は意味を持つと同時に,本研究の化合物の偶奇効果は,結晶工学の観点から重要である。
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分類 (2件):
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コバルトとニッケルの錯体  ,  鉄族元素の錯体の結晶構造 
物質索引 (7件):
物質索引
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