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J-GLOBAL ID：201302216182363739   整理番号：13A0038247

囮サーバーで攻撃を局所に封じ込めることによるDDoS攻撃緩和手法の提案

Proposal of DDoS mitigation using decoy servers to limit attacks to a localized region

著者 (4件)： 齋藤利文 (奈良先端科学技術大学院大) ,  榎本真俊 (奈良先端科学技術大学院大) ,  櫨山寛章 (奈良先端科学技術大学院大) ,  門林雄基 (奈良先端科学技術大学院大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 112  号： 302(IA2012 52-58)  ページ： 35-40  発行年： 2012年11月12日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： DDoS攻撃は深刻な脅威であるが,現在一般的に実施されているDDoS攻撃対策は,標的マシンまでの経路上の負荷については考慮していない,意図的もしくは誤って攻撃の意図のないパケットを破棄してしまうことがある,DDoS攻撃対処について攻撃者が容易に知ることができる,等の欠点があるものであり,これらを考慮した対策が必要である。そこでパケットを大量に送信するマシンの近くのノードに囮となる仮想マシンを配置し,そこで攻撃を受けさせる。これにより正常なトラフィックには影響を与えずに,標的マシンおよび,その経路に対するDDoS負荷を低減させること,またその際,LISPを用いることで対処後のシステム構成について秘匿することを検討する。(著者抄録)

シソーラス用語： *インターネット ,  *コンピュータセキュリティ ,  仮想機械システム ,  経路選定 ,  プロトコル ,  通信操作 ,  *サイバー攻撃
準シソーラス用語： *DDoS攻撃 ,  囮サーバー ,  LISP【プロトコル】

分類 (2件)： 計算機網  (JC03000K) ,  データ保護  (JD01020V)

引用文献 (11件)：

• Farinacci, D. Locator/ID Separation Protocol (LISP). 2012
• Dobbins, R. Worldwide Infrastructure Security Report. 2012
• 磯原隆将. 大規模自律分散型ファイアウォールを用いた0003攻撃防御. ICSS悄報通信システムセキュリティ研究会
• Tupakula, U. K. Analysis of trace-back techniques. Proceedings of the 2006 Australasian workshops on Grid computing and e-research. 2012, Volume 54
• Cisco systems:. Defeating DDOS Attacks. 2007

タイトルに関連する用語 (5件)： サーバー ,  攻撃 ,  DDoS攻撃 ,  緩和手法 ,  提案