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J-GLOBAL ID:201302216354509161   整理番号:13A1205341

ユズ抽出物はβ-アミロイド注入ラットの認知機能低下およびグルコースホメオスタシス損傷を防ぐ

Yuzu Extract Prevents Cognitive Decline and Impaired Glucose Homeostasis in β-Amyloid-Infused Rats
著者 (7件):
資料名:
巻: 143  号:ページ: 1093-1099  発行年: 2013年07月 
JST資料番号: E0050A  ISSN: 0022-3166  CODEN: JONUA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者らは以前,β-アミロイド蓄積による認知症は末梢のグルコースホメオスタシスを損傷することを示した。今回長期間のユズ抽出物投与がβ-アミロイド誘導ラットの認知機能不全およびグルコースホメオスタシスを改善するかどうかを調べた。体重約230gの雄Sprague-Dawleyラットを馴化7日後3群[アルツハイマー病(AD)-C群,AD-Y群,C群]に分け,AD-Y群に3%凍結乾燥ユズ70%エタノール抽出物・高脂肪(エネルギーの43%が脂肪)食(Y),他の2群に3%デキストリン・高脂肪食(C)を10日間投与し,麻酔下海馬CA1領域にAD-C群とAD-Y群にはβ-アミロイド(25~35)[プラーク形成β-アミロイド;アルツハイマー病(AD)],C群にはβ-アミロイド(35~25)[非プラーク形成β-アミロイド;非AD]を3.6nmol/日,14日間注入した。海馬のβ-アミロイド沈着はAD-C群2.9±0.5%,AD-Y群0.7±0.1%,C群0.1±0.1%で,AD-C群では海馬のインスリンシグナリングが低下したが,他の2群は低下しなかった。AD-C群では認知機能不全(水迷路試験,短期記憶試験,運動試験で)が見られたが,他の2群では見られなかった。AD-C群は摂食量が低下して他の2群より体重が減少し,血糖値および血清インスリン濃度が高く,耐糖能も低かったが,AD-Y群はC群と同様であった。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
果実とその加工品  ,  神経系疾患の治療一般 

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