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J-GLOBAL ID:201302216356041884   整理番号:13A0961098

ヒストンマークH3K36me3はMutSαとの相互作用によりヒトDNAミスマッチ修復を制御する

The Histone Mark H3K36me3 Regulates Human DNA Mismatch Repair through Its Interaction with MutSα
著者 (9件):
資料名:
巻: 153  号:ページ: 590-600  発行年: 2013年04月25日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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DNAミスマッチ修復(MMR)はDNA複製中に生じたミスマッチを修正することにより,複製忠実度を確保する。ヒトMMRはin vitroで再構築されているが,MMRがin vivoで生じる経緯は不明である。本稿で,著者らは,hMSH6 PWWPドメインとの直接相互作用を介してミスマッチ認識蛋白質hMutSα(hMSH2-hMSH6)をクロマチン上に補充するために,in vivoでは後成的ヒストンマークH3K36me3が必要であることを示している。G1期と早期S期にH3K36me3がない場合,DNA複製中に不対合が誘導される前に確実にhMutSαがクロマチン上で濃縮される。H3K36トリメチルトランスフェラーゼSETD2が欠損した細胞は,MMR欠損細胞の特徴であるマイクロサテライト不安定性(MSI)と自然突然変異頻度の増大を示す。本研究により,ヒストンマークはヒト細胞におけるMMRを制御することが明らかになり,既知のMMR遺伝子における検出可能な突然変異がないMSI陽性癌細胞の長年にわたる謎が解明される。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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分子遺伝学一般  ,  生物学的機能  ,  細胞分裂・増殖 

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