抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ポリ(4-ビニルピリジン)ゲル被覆Auメッシュからなるアニオン応答分子バルブを開発した。Cl<sup>-</sup>,ClO<sup>-</sup><sub>4</sub>,SCN<sup>-</sup>及びHSO<sup>-</sup><sub>4</sub>のようなアニオンの濃度が低い時pH3でバルブは閉じ,これに対してアニオン濃度の増加によってゲルの崩壊に由来して自動的に開いた。バルブは1×10<sup>-3</sup>MHCl溶液の負荷によって再び閉じた。バルブが開く濃度はHSO<sup>-</sup><sub>4</sub><ClO<sup>-</sup><sub>4</sub>=SCN<sup>-</sup><Cl<sup>-</sup>(それぞれ5×10<sup>-3</sup>,8×10<sup>-3</sup>,8×10<sup>-3</sup>及び8×10<sup>-2</sup>M)の順序で増加することが分かった。この順序はゲルが収縮する濃度のそれに一致し,アニオンとゲルのピリジル基の間の親和性によって正当化された。バルブはNaClO<sub>4</sub>(pH3)と1×10<sup>-3</sup>MHCl溶液の代替的負荷によって5サイクル,Na<sub>2</sub>SO<sub>4</sub>(pH3)とHCl溶液では20サイクルの繰返し開閉を示した。またカチオンの影響を検討した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.