抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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北太平洋における水温逆転は,過去に亜寒帯域を中心として研究されてきた。しかし,最近の全球気候値データ解析により,北太平洋東部亜熱帯域にも水温逆転構造が存在することが示された。昨年の発表(2012年秋季大会)では,北太平洋東部亜熱帯の海域(25-40°N,125-145°W:対象海域)において周囲の海域より高確率で水温逆転構造が存在することを示した。さらに,対象海域内で32°N付近を境にして北部と南部の水温逆転の性質が異なり,対象海域内の南北で異なった形成過程が示唆されたことも報告した。そこで本研究では,水温逆転の水塊の起源海域を調べることで詳しい形成過程について検討を行った。(著者抄録)