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J-GLOBAL ID:201302216479037849   整理番号:13A0146977

シグマ-1受容体とKv1.2間の動的相互作用はコカインに対する神経細胞反応および行動反応を形成する

Dynamic Interaction between Sigma-1 Receptor and Kv1.2 Shapes Neuronal and Behavioral Responses to Cocaine
著者 (9件):
資料名:
巻: 152  号: 1-2  ページ: 236-247  発行年: 2013年01月17日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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小胞体(ER)シャペロン蛋白質であるシグマ-1受容体(Sig-1R)は,薬剤探索行動に関わっている可能性がある細胞小器官間シグナル伝達修飾因子である。しかし,脳作用部位と基礎となる細胞機構はまだ確認されていない。著者らは,コカイン曝露によって側坐核(NAc)においてD型K+電流のSig-1R依存的上方制御が引き起こされる結果,神経細胞活動性低下が生じることで行動コカイン反応が増強されることを発見した。ex vivo研究とin vitro研究を組み合わせ,著者らはこの神経適応がSig-1RとKv1.2チャンネルの間の持続性蛋白質・蛋白質連合によって生じることを実証した。持続性蛋白質・蛋白質連合は細胞内区画から細胞膜への両方の蛋白質の再分布に関わる現象である。結論として,動的Sig-1R-Kv1.2複合体はコカインに対する神経細胞反応と行動反応を形成する機序を示す。Sig-1RのK+チャンネルへの結合の機能的結果は,不適応な固有の可塑性とSig-1Rが関わる他の慢性疾患に関連がある可能性がある。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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細胞膜の輸送  ,  中枢神経系 
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