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J-GLOBAL ID:201302216482762660   整理番号:13A1074996

炭素鎖分子H2CCCがぼやけた星間線の正体か?

Is H2CCC an Origin of Diffuse Interstellar Bands?
著者 (1件):
資料名:
巻: 106  号:ページ: 497-502  発行年: 2013年06月20日 
JST資料番号: F0543A  ISSN: 0374-2466  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ぼやけた星間線(Diffuse Interstellar Bands;DIBs)とは,希薄な分子雲の中に観測されている未同定の可視光吸収線のことである。近年-このDIBsのうち2本が炭素鎖分子H2CCCではないか-という論文が出された。これが本当なら100年間解けなかったDIBsの正体が解かれたことになる。それを検証するために,野辺山宇宙電波観測所の45mミリ波望遠鏡を用いて,恒星HD183143と地球の間にある希薄な分子雲を観測した。その結果,残念ながらH2CCCは検出されなかった。そこで,柱密度の上限値を見積もってみると,今回指摘された2本のDIBsにおいて,H2CCCの吸収の影響は大きく見積もっても1/25であることがわかった。100年の謎が解かれる日はもう少し先になった。(著者抄録)
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分類 (1件):
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星雲 
引用文献 (15件):
  • HEGER, M. L. Lick Observatory Bulletin. 1922, 337, 141
  • DOUGLAS, A. E. Nat. 1977, 269, 130
  • VAN DER ZWET, G. P. A&A. 1985, 146, 76
  • LEGER, A. A&A. 1985, 146, 81
  • CRAWFORD, M. K. ApJ. 1985, 293, L45
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