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J-GLOBAL ID：201302216593794242   整理番号：13A0061742

漁業生物の資源・生態調査研究 2.1 岩礁域の増殖に関する研究

著者 (2件)： 秋野秀樹 (北海道総合研究機構 中央水試) ,  阿部英治 (北海道総合研究機構 中央水試)
資料名： 道総研中央水産試験場事業報告書
巻： 2011  ページ： 141-143  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： J0671A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 海洋環境の変動に対する海藻類の繁茂状況やウニ類資源の動態等の検討に資するため,小樽市忍路,寿都町美谷・矢追,島牧村茂津多において2011年度に実施した海藻の生育状況,ウニ類の加入・成長・成熟状況および沿岸水温のモニタリングの結果を報告した。忍路の平均現存量は,ホソメコンブは1.0kg/m²,キタムラサキウニは14.8個体/m²,420g/m²で殻径は35mm付近に大きなモードが認められた。美谷地区,矢追地区のキタムラサキウニの平均現存量は7.9個体/m²,11.1個体/m²であったが,生殖巣指数の平均値は14.7,12.3と美谷地区で高く,コンブ目褐藻の現存量が美谷地区の方が多かったことが反映していると考えられた。2010年発生群の平均密度は,忍路湾平磯上のエゾバフンウニが0.5個体/m²,島牧村のキタムラサキウニが0.09個体/m²で,発生量は少なかったと推察した。

シソーラス用語： *海藻 ,  *ウニ ,  北海道 ,  加入量 ,  成長 ,  成熟 ,  *海水温 ,  エゾバフンウニ ,  *監視
準シソーラス用語： キタムラサキウニ ,  *モニタリング ,  *資源変動 ,  *生育状況

分類 (3件)： 水産生物学一般  (FH02010Z) ,  生態系  (EE01040P) ,  環境因子の生物影響一般  (EE04010D)

タイトルに関連する用語 (8件)： 漁業 ,  生物 ,  資源 ,  生態 ,  調査 ,  研究 ,  岩礁 ,  増殖