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J-GLOBAL ID：201302216617985761   整理番号：13A0564346

リスクが極めて高いシステムに対する安全設計思想について-原子力発電に対する一考察-

著者 (1件)： 向殿政男 (明治大 理工)
資料名： セイフティエンジニアリング  (SE)
号： 170  ページ： 10-15  発行年： 2013年03月01日 
JST資料番号： L0910A  ISSN： 0388-3868  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 原子力発電所の事故のように確率は極めて低いが,甚大な被害が予想されるシステムの安全設計は,いかにあるべきか検討した。いかに安全に設計するかの予防安全,いかに事故を起こさないかの運用安全,事故の程度を下げる衝突安全,再発防止のための事故調査がある。原子炉事故のような場合は,予防安全,運用安全による未然防止が必須である。長期の電源喪失が起こる確率とメルトダウンによる被害の大きさを考慮して,原発の利用可否を判定する。常に多量の冷却水を用意して,メルトダウンが起きないフェールセーフ構造の原子炉が必要である。

シソーラス用語： 原子力構造物 ,  *安全設計 ,  *破壊確率 ,  *リスク評価 ,  防災計画 ,  *予防保全 ,  運転管理 ,  緊急対策 ,  事故調査 ,  *原子炉事故 ,  冷却材喪失 ,  炉心溶融 ,  フェールセーフ構造

分類 (2件)： 原子炉安全一般  (MD06010W) ,  その他の特殊構造物  (RA05020W)

引用文献 (1件)：

• 1)向殿政男、北野大、他、安全学入門~安全の確立から安心へ~、研成社、2009

タイトルに関連する用語 (4件)： リスク ,  安全設計 ,  思想 ,  原子力発電