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J-GLOBAL ID：201302216925945649   整理番号：13A1887889

二酸化炭素からのメタノール合成を目指した高安定性触媒の開発

Development of highly stable catalyst for methanol synthesis from carbon dioxide

著者 (3件)： LI Congming ,  YUAN Xingdong ,  FUJIMOTO Kaoru
資料名： Applied Catalysis. A: General  (Applied Catalysis. A: General)
巻： 469  ページ： 306-311  発行年： 2014年01月17日 
JST資料番号： D0691C  ISSN： 0926-860X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Zrを添加したCu-Zn-Zr-Al(CZZA)触媒は,温和な条件下(230°C,3.0MPaのような)での二酸化炭素と水素からのメタノール合成で,活性,選択性そして特に安定性で優れた性能を示した。同触媒は,水蒸気に対して優れた耐性を示した。添加されたアルミナがCuの分散を促進する一方,酸化銅の還元を抑制することが見出された。他方,添加されたZrは,二酸化炭素からのメタノール合成の触媒活性を促進し,水の阻害効果と触媒失活を阻害した。二酸化炭素からのメタノール生成が二つの経路,すなわち,一つは二酸化炭素のメタノールへの直接水素化反応,もう一つはCO生成を経由する経路,で進行することが結論された。Zr促進触媒は,選択性比0.4と0.6で,各々メタノールとCOを与え,これに対して未促進触媒は反応の最初の段階でCOのみを与えた。添加されたZrは,酸化された銅(共生成物の水との反応によって生成した)のH₂によるその場の還元を促進し,還元された銅(活性点)の含有量,結果として触媒活性を増大していると主張された。Zr含有触媒の被還元性の増大は,触媒の不可逆的失活を引き起こすCuO_xの結晶成長を阻害した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 触媒調製 ,  *水素化 ,  *二酸化炭素 ,  *脂肪族アルコール ,  金属触媒 ,  二成分系 ,  *亜鉛 ,  *銅 ,  アルミナ ,  添加物効果 ,  *ジルコニウム化合物 ,  共沈 ,  構造解析 ,  表面積 ,  細孔径 ,  分散度 ,  粒径 ,  還元性 ,  X線回折 ,  X線光電子分光法 ,  BET法 ,  化学吸着 ,  酸化二窒素 ,  TPR【触媒】 ,  触媒活性 ,  転化率 ,  収率 ,  選択性 ,  一酸化炭素 ,  触媒失活 ,  酸化銅 ,  阻害 ,  水 ,  反応経路
準シソーラス用語： 亜酸化窒素 ,  共沈殿 ,  被還元性 ,  二金属触媒

分類 (2件)： 不均一系触媒反応  (CB06100E) ,  変性プロセス  (YF02040T)

物質索引 (1件)： メタノール

タイトルに関連する用語 (5件)： 二酸化炭素 ,  メタノール合成 ,  安定性 ,  触媒 ,  開発