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J-GLOBAL ID：201302216945410989   整理番号：13A1226163

FeRhの磁場誘起相転移に関する研究

著者 (7件)： 大武和樹 (東北大 金属材料研) ,  小野寺礼尚 (東北大 金属材料研) ,  三井好古 (東北大 金属材料研) ,  高橋弘紀 (東北大 金属材料研) ,  木村尚次郎 (東北大 金属材料研) ,  渡辺和雄 (東北大 金属材料研) ,  小山佳一 (鹿児島大 理工)
資料名： 東北大学金属材料研究所強磁場超伝導材料研究センター年次報告  (Annual Report. High Field Laboratory for Superconducting Materials, Institute for Materials Research, Tohoku University)
巻： 2012  ページ： 76-78  発行年： 2013年06月 
JST資料番号： X0986A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 室温以上で反強磁性相のFeRhに磁場を印加すると巨大磁歪が生じ,磁場誘起強磁性相への相転移が示唆される。本研究では,FeRhの一次の磁気相転移およびそれに伴う結晶構造の変化を調べた。試料はアーク溶解により作製し真空封入後,後規則化のために1273Kで24h熱処理を行った。強磁場,高温中での磁化測定とX線回折実験を行った。磁化測定では,温度の上昇および磁場印加によるAFM-FM相転移を観測した。また,X線回折により5Tまでの磁場中で温度上昇に伴うAFM-FM相転移を観測すると共に,磁場誘起のAFM-FM相転移過程を観測した。その結果,FeRhの反強磁性から強磁性への一次の磁気相転移に伴い,格子定数の不連続な上昇が起きることを明らかにした。

シソーラス用語： *規則合金 ,  *B2型金属間化合物 ,  *ロジウム合金 ,  鉄含有合金 ,  *磁気転移 ,  *結晶構造 ,  磁化特性測定 ,  強磁場 ,  高温 ,  温度依存性 ,  強磁性体 ,  反強磁性体 ,  *格子定数 ,  磁場効果
準シソーラス用語： 磁場誘起

分類 (1件)： 磁気的性質  (WB02020J)

タイトルに関連する用語 (3件)： 磁場誘起 ,  相転移 ,  研究