抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大学ドルムおよび通称Casa dello学舎をホストする7階建てRCビルは,混合使用(居住/商用)のために,1965年と1967年の間に建てられた。ビル計画は,すべてのウイングに共通なベースメントと南ウイング以下に第二地下レベルをもつステアウエルによって結合された3つのウイングに分割されている。1979年に,そのビルは,L’Aquila大学のOpera Universitariaによって,学生ハウスとして使用され,1982年に,国家および地域法によって,Abruzzo地域の資産になった。1999-2002の間に,構造系に影響しない幅広い改造が行なわれた。2009年4月のL’Aquila(イタリア)地震において,ビルの部分的崩壊が北ウイングに限定して起こった。このウイングの第一試験によって,2つの明白な崩壊ゾーン,すなわち,軟/弱階機構によるグランドフロアにおけるすべてのコラムの損傷,ビルのベースからトップまでの3つのコラムのそれの出現が指摘された。本研究では,崩壊機構および崩壊の原因を検討した。ついで,多重訓戒法を検討し,材料特性,ビルサイトでの地盤運動,元の形態および改造後におけるビルの動的挙動を研究した。1965年に採用した設計クリテリアに照らして,地震によるビルの部分の損傷の解析と実験データの比較を行ない,崩壊の機械的原因を検討した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.