文献

J-GLOBAL ID：201302217020308978   整理番号：13A0093695

粘接着剤の界面やポリマー構造の評価技術の最近の動向 Part II 10.信頼性確保のための接着強度の実力値の見積もり方

著者 (1件)： 原賀康介 (原賀接着技術コンサルタント)
資料名： 接着の技術  (Adhesion Technology, Japan)
巻： 32  号： 3  ページ： 62-69  発行年： 2012年12月31日 
JST資料番号： G0890B  ISSN： 0289-8225  CODEN： SGIJE7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 真に信頼性の高い設計を行うために,1)劣化を考慮しない場合の多数個接着した場合の最低強度の上限値,2)劣化を考慮した場合の最低強度の上限値,及び3)設計に使用できる接着強度の実力値P を求める方法について解説した。また,耐湿・耐水劣化における劣化速度は,接着部の幅(糊しろ寸法)Wを変えることにより変化させることが出来,耐用年数経過後の接着強度保持率ηを設計段階であらかじめ設定できることを述べた。設計に使用できる接着強度の実力値Pをできるだけ高くするためには,初期の変動係数CV₀をできるだけ小さくすること,凝縮破壊率を高くして内部破壊係数qを高くするとともに,耐水・耐湿劣化における水の浸入口を強化することが重要であること等を説明した。

シソーラス用語： *接着剤 ,  界面 ,  分子構造 ,  *信頼性 ,  *接着強さ ,  劣化 ,  耐湿性 ,  耐水性 ,  変動係数 ,  破壊
準シソーラス用語： ポリマ構造 ,  内部破壊

分類 (1件)： 接着剤の性質・試験  (YK02000Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： 接着剤 ,  界面 ,  ポリマー構造 ,  評価 ,  動向 ,  接着強度 ,  見積もり