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J-GLOBAL ID:201302217022504146   整理番号:13A0870013

福島第一原子力発電所事故の事後処理:放射性セシウム汚染灰の除染

Dealing with the Aftermath of Fukushima Daiichi Nuclear Accident: Decontamination of Radioactive Cesium Enriched Ash
著者 (10件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 3800-3806  発行年: 2013年04月16日 
JST資料番号: B0839A  ISSN: 0013-936X  CODEN: ESTHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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2011年東北地方太平洋沖地震によって,福島第一原子力発電所の制御機能が無力化され,放出されたおよそ630000-770000TBqの放射性元素が環境を汚染した。特に,放射性セシウム(Cs-r)は,半減期が長いため,これによって汚染された廃棄物を如何に処理するかが,速やかな復興の鍵となっている。特に減容化には,大気へのCe-rの排出を抑えつつ,汚染廃棄物を安全に焼却する方法が望ましいが,Cs-rで汚染された焼却灰の処理が克服すべき課題である。そこで,木材,家庭ごみおよび都市下水汚泥の焼却灰からCs-rを効果的に除去する方法を詳細に検討した。この結果,木材,家庭ごみの場合は,常温で水洗のみで,Cs-rを除去できること,しかし,下水汚泥の場合は,高温の酸処理が必要なことがわかった。この違いは,下水汚泥焼却灰に含まれる天然クレイとCs-rとの親和性によるものである。即ち,Cs-rで汚染されたバイオマスであれば,焼却して,その焼却灰を水処理した後,この処理水をCs吸着剤で処理して,当該使用済み吸着剤のみを安全に貯蔵管理するだけで良く,焼却灰埋立処分場の浸出液の長期モニタリングも省くととも可能である。
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分類 (2件):
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環境の汚染及び防止  ,  廃棄物処理一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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