文献
J-GLOBAL ID:201302217228364898   整理番号:13A0358242

トマト果実の発生に関する1塩基分解能のメチロームが明らかにした成熟にかかわるエピゲノム修飾

Single-base resolution methylomes of tomato fruit development reveal epigenome modifications associated with ripening
著者 (15件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 154-159  発行年: 2013年02月 
JST資料番号: H0870A  ISSN: 1087-0156  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
トマト果実の成熟は植物ホルモンのエチレンによって引き起こされるが,その作用は,成長可能な種子を含む果実を成熟させる未知の発生的要因によって制限される。この発生的要因に後生的な再構成が含まれるのかどうかを明らかにするため,トマトをメチルトランスフェラーゼ阻害剤5-アザシチジンで処理したところ,果実は早期に熟した。我々は,未成熟から成熟に至る4つの発生段階の果実を対象に,亜硫酸水素塩を用いる全ゲノム塩基配列解読を行った。その結果,今回の解析でカバーされたゲノムの90%に5万2,095か所の差次的メチル化領域が発見された(ゲノムの1%)。さらに,主要な成熟関連転写因子の1つであるRINの結合部位は,数多くの成熟関連遺伝子のプロモーターの脱メチル化領域に局在する場合が多く,その結合は脱メチル化と協調して生じていた。今回の結果は,エピゲノムが発生中に静的でなく,果実の成熟をはじめとする発生過程の正確さを確保するように選択されてきた可能性があることを示している。作物の改良戦略では,植物系統のDNA配列の多様性のみならず,エピゲノムにコードされた情報をも考慮するほうが有利と考えられる。Copyright Nature Publishing Group 2013
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物ホルモン  ,  植物成長調整剤  ,  野菜  ,  作物育種一般  ,  発生,成長,分化 

前のページに戻る