文献
J-GLOBAL ID:201302217244593848   整理番号:13A1443348

塩化第二鉄(FeCl3)洗浄によるカドミウム汚染水田土の修復 土壌溶液およびホウレンソウ中のカドミウム濃度に及ぼす洗浄の効果

Remediation of Cadmium-contaminated Paddy Soils by Washing with Ferric Chloride (FeCl3): Effect of Soil Washing on the Cadmium Concentration in Soil Solution and Spinach
著者 (7件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 273-281  発行年: 2013年07月01日 
JST資料番号: Y0175A  ISSN: 0021-3551  CODEN: JARJA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
土壌溶液中のカドミウム(Cd)濃度および2種のホウレンソウ栽培品種によるCd吸収に及ぼす塩化第二鉄FeCl3)による土壌洗浄の効果をポット試験で調べた。土壌は福岡および富山県の水田の洗浄および非洗浄区から採取した。ホウレンソウの栽培は酸化条件下で前述の土壌でポット栽培した。ホウレンソウ栽培の前後において,洗浄土壌中のCd含量は非洗浄土壌よりも常に低かった。洗浄土壌は置換性陽イオン(カルシウム増加およびマグネシウム減少)に影響した。ホウレンソウ栽培期間中の土壌溶液中Cd濃度は,洗浄区で低く,画分は土壌溶液中のCd濃度で平衡したことから,これは両土壌における置換性Cd含量によるものであった。置換性陽イオン組成は洗浄の影響を受けたが,ホウレンソウ収量には処理区間で差がなかった。2品種の葉中Cd濃度は洗浄土壌で70%低かった。試験結果から,FeCl3による水田土の洗浄はホウレンソウなどの畑作物によるCd吸収リスク軽減に有効であることが示唆された。しかしながら,高Cd吸収能のため,ホウレンソウなどの葉中Cd含量がCODEX標準(0.2mg/kg)をクリアーするにはリスクが残される。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌汚染  ,  カドミウムとその化合物 
引用文献 (27件):
もっと見る

前のページに戻る